前回は無事成田に到着したところまでかきました。約1時間ちょっとのフライトをなんとか耐えて、いっぱい荷物を引きずり、背中には11キロ近くある1歳7ヶ月の娘を背負って4年ぶりにたどり着いた東京で、えーと、ここからどういこうか、とキョロキョロしていた田舎から出てきた感たっぷりのおばさんでした。
一応プランとしては、
- 田原町のアパホテルにまず直行
- 14時から15時くらいに大学時代の友達とスカイツリーで待ち合わせ
- あとは20時くらいまではホテルに帰る
でした。そして、自分でスマホで調べておいたホテルまでの交通ルートは
- 第二ターミナルから京成スカイライナーで京成上野
- 徒歩で上野駅まで行き東京メトロ銀座線で田原町まで
で、かかってもおおよそ1時間半で着く予定でした。
そのつもりでいたのですが、あんまりもじもじキョロキョロしてたのでしょうね。
ボランティアみたいな道案内風のおじさんがいたのです。声をかけていただき、
自分の行きたいルートを説明したところ、
「お子さんいるし荷物多いからその経路やったら結構歩くし大変でしょう。」
と言って浅草まで行ってしまった方が歩かなくてすむルートと言われて、そっちになんか変更してしまいました。
そのルートだと出発時間が20分くらい遅れてしまうので内心待ち合わせに間に合わない、と思ったのですがなんか北海道から出てきた田舎者なので素直にそうしようかな、みたいになってしまいました。
案の定、京成スカイライナーより途中停車駅も多いので待ち合わせには遅れるしで内心悶々としちゃったいました。そういえばさっきのおじさん、東京の道案内の割には関西弁だったしなあとか偏見めいた思いも湧き上がってきてしまったり。待ち合わせは遅れたけど友人たちは全然怒ってなかったし、結果的には京成スカイライナーより1000円近くも交通費が浮いたので今思えばおじさんの親切のおかげだったと感謝します。ありがとうおじさん。
成田空港から2時間近くでやっと田原町について、それまでの道のり北海道のひんやり感に馴染んだところから東京のポカポカ陽気に厚着できた私達親子はなんだか暑さでぐったり。娘も機嫌が悪くなりますし、内心東京の12月って札幌の5月くらい暖かいというのに驚いちゃったりしてまあ当分は旅行ないけど次来たときはもっと薄着にしようーとか思いながら電車に乗っていました。
田原町に着いてまた、はあー、今度はホテル探しかーとすっかり萎えていたのですがエレベーターのある出口から出て目の前にすぐアパホテルが間近に見えたときは嬉しくてホッとしました。さあ、荷物をさっさと置いて田原町からスカイツリーへ行かなくては!と焦るときに限って、さっき娘が食べかけだった和光堂のベビーフードがバッグの中であふれていたり、娘がウンチをしてズボンが汚れて着替えになったりでタイムロスしたり。